森正洋の平茶わんと注器展 3月9日(土)~3月24日(日)
4年半ぶりに森正洋の「平形めし茶碗・注器展」を開催致します。
1992年の発表以来多くの方に愛されてきた「平形めし茶碗」コレクション。その中で現在も生産されているものから70柄が一堂にご覧いただけます。
また森正洋氏は生涯で多くの『注器(ちゅうき)』を制作してきました。第一回グッドデザイン賞受賞の1958年発表「G型しょうゆさし」の他に機能性にこだわり製作された急須・ポットは20年以上前にデザインされ現在も使い勝手の良いものばかりです。期間中は平形めし茶碗と合わせて注器もたくさんご紹介します。また、急須やポットにおすすめの静岡県「鈴和商店」茶屋すずわのお茶も販売いたしますので、ぜひお越しください。
G型しょうゆさし
日本の食卓には欠かせないしょうゆさし。50年以上生産され続けているロングセラーの「G型しょうゆさし」は蓋の上部の穴を押さえて持ち、そこで調整しながらしょうゆを目指すところにピタッと注げます。切れの良さの秘密である注ぎ口のサイズと形は「トタン屋根から落ちてくる雨だれ」から思いついたと森正洋氏は語っています。
宝瓶(ほうひん)
取っ手のない急須です。ポットのようなハンドルもありません。取っ手がないので、収納に便利、使う時にはどこでもつかめる、洗いやすいなど、いろいろいいところがあります。指で持つところに二本の筋・くびれがあり、持ちやすさと熱の伝わりにくさを兼ねていて、シンプルですがとても工夫されています。期間中はO型ポット、ティーポット、角急須もご覧いただけます。