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森正洋の平形めし茶碗展 3月4日(土)〜20日(月)開催

森正洋の平形めし茶碗展 3月4日(土)〜20日(月)開催

1992年の発表以来多くの方に愛されてきた「平形めし茶碗」コレクション。その中で現在も生産されているものから70柄が一堂にご覧いただけます。
また森正洋氏は生涯で多くの『注器(ちゅうき)』を製作してきました。第一回グッドデザイン賞受賞の1958年発表「G型しょうゆさし」の他に機能性にこだわり製作された急須・ポットは20年以上前にデザインされ現在も使い勝手の良いものばかりです。期間中は平形めし茶碗と合わせて20点以上の注器をご紹介します。

平形めし茶碗
大きめで平たい形のお茶碗は、片手でさっと持ちやすく収納時の重なりも良い。
一般的なお茶碗は冷めにくい利点がありますが、暖房の発達した現代では料理が冷める心配がないことから、新しい形のお茶碗としてデザインされました。平形なのでめし碗以外にも、小鉢として惣菜を盛り付けると料理が引き立ちます。また豊富な模様のバリエーションは、料理との組み合わせが広がり食卓を華やかに彩ります。

皿や鉢と違い部品が多く機能性を求められる注器。
洗いやすさを考えた広口のもの、容量のあるポットにはしっかり握れる大きな取っ手、傾けても落ちない蓋など、どれも細部まで非常によく考えて製作されています。
毎日使うものだから、サイズや持ちやすさなど使うシーンを想像しながらお選びください。
O型ポット、ティーポット、角急須、宝瓶ご覧いただけます。

 

G型しょうゆさし
50年以上生産されて続けているロングセラー商品。
蓋の上部の穴を抑え持ち、そこで調整しながらしょうゆを目指すところにピタッと注ぎます。切れの良さの秘密である注ぎ口のサイズと形は「トタン屋根から落ちてくる雨だれ」から思いついたと森正洋氏は語っています。